介護の資格を取得しようとして勉強しようとするとき、職場をうまく活用することが大切です。
勉強と職場環境をうまく利用していくことによって、相乗効果が生まれるのです。
では、解説していきます。
介護の現場でしっかり働くことも試験勉強になる
職場を利用するってどうするのかというと、まずはしっかり介護業務を続けることです。
例えば、利用者のケアプランを見るときや、事務所に貼ってある介護関連の福祉サービス書類を見たとき、疑問に思っうことってありませんか?
普段は指示通りに動くだけだったとしても、資格のためになると思えば、周りの先輩・上司に聞いてみようという気になりませんか?
まずは、分からないことは周りに居る人に聞いてみることを心がけましょう。
介護福祉士やケアマネージャーの筆記試験では、普段の業務が試験に出るような内容も含まれていることがあり、参考になるかと思います。
職場内での評価もアップ?
また、積極的に分からないことを聞くことで、評価がアップすることも考えられます。
もちろん、試験勉強をしていて分からないことがあれば、職場の人に聞くことで疑問点を解決することができます。同僚、上司など答えてくれそうな人は多いものです。
また同期で入った人の中には同じ時期に介護福祉士やケアマネの試験を受ける人がいることもあります。情報交換をすると良いでしょう。
実技試験対策には先輩からの教えをもらえるようになろう
介護福祉士の場合、二次試験で実技試験があります。実際に介助を行うのですがチェックポイントが多いため、的確に介助をする必要があります。
仕事で介助をする際も、厳しい先輩に教えてもらうことで自分の介護技術を高めていくことができます。
また、早めに介護の資格を受験することを周りに言っていれば先輩などが「ここは実技でよく行われることだから…」と実際の介護の中で色々アドバイスをくれることもあります。
このように、ただ試験を受けるだけではなく、仕事の技術を高めていけるような関わりが大切になってきます。
職場の人にうまく協力してもらうためには、早い段階で試験を受けることを明言しておくことが大切です。有益な情報を教えてもらう場合があったり、協力してくれる人が現れてきますので、ぜひオススメです。
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