介護福祉士を取得するためには、筆記試験と実技試験を受ける必要があります。
筆記試験・実技試験がどんなものかを簡単に解説してきます。
筆記は幅広い範囲から出題
筆記試験は全部で10科目あり、全て合格ライン以上の点数を取得する必要があります。
認知症や障害、法律関係など範囲が広いためまんべんなく勉強をする必要があります。
筆記対策中心となり実技対策は後回し…さてどうする
また、どうしても筆記試験の対策が中心となり実技試験の対策はなかなかできない傾向にあります。
実技試験では、ひとりの利用者を介助するという想定の試験です。
利用者は右麻痺や左麻痺などの様々な障害を抱えている場合があり、介助の方法も異なります。
また、制限時間があるため時間内に終わることができないと不合格になることが多いです。
いつものクセには注意しよう
さらに利用者に声をかけてから介助するなどの注意事項があるのですが、できない受験生が多くいます。
施設などで働いていると、忙しさのあまり声掛けがおろそかになってしまうことが多くあります。
そのため、普段の癖が実技試験でも出てしまい、修正が難しいことがあります。
実技試験の免除を利用するのも1つの方法
実は、実技試験を免除できる方法があります。
筆記試験の後で行われる講習を受けることで実技試験を免除できます。
お金はかかるものの難しい実技試験を受けずに済むため多くの人が講習を受けています。
仕事をしながら介護福祉士の勉強をしている人はどうしても時間的な余裕がないため、このような講習に参加して確実に介護福祉士の資格を目指してみてはどうでしょうか。