介護認定の為に調査を受け、1次判定、2次判定を経て要介護認定が行われます。
非該当、要支援、要介護に分かれ、要支援は1と2、要介護は1~5に分かれます。このうち要介護とはどのような状態の人なのでしょうか。
要介護の数字が大きくなるほど介護が必要な人
介護認定で要介護と認定された場合、その名の通り介護が必要な状態であるといえます。
身体や精神に障害があり、入浴や排せつ、食事などの日常で必要な行動において介護が必要な状態を指します。介護が必要な割合によって数字も分かれます。
数字が大きくなるほど介護度も増えてきます。
要介護5はどのような状態
例えば、要介護5の人は寝たきりの人といえます。
入浴では専用の機械を使ったりシャワーチェアを使って全介助となります。食事では、飲み込むことが難しい人が多いため、とろみをつけたり細かく刻んだりして食べてもらいます。排泄では自分でトイレに行くのは難しいため、ベット上でオムツ交換をします。
要介護1はどのような状態
逆に、要介護1では食事も入浴も排泄も自力で行える人が多いです。援助者が常に介助することはなく見守りやアドバイスを与える程度で日常生活を送れるような人が多いです。
要介護になる人は、介護認定でも明らかに介護が必要だと思われる場合が多いです。
家族も大変な状況である場合が多いため、早めに介護認定を行った方がよいと言えます。