『介護職員』と『看護師』のデイサービスでの仕事内容

デイサービスの求人、もしくは仕事内容に関心があるが、どのような仕事か不安を持つ人もいると思います。なので、数回に渡ってデイサービスの職員の仕事内容について解説していきます。今回は「介護職員」「看護師」の仕事内容についてです。

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介護職員の仕事の仕事内容

デイサービスで働いている職員の中で最も多いのが介護職員です。そのため、業務も幅広いです。中心となる業務は介護業務です。
主に、食事介助と排泄介助、入浴介助と3つの大きな仕事があります。

食事介助

食事介助は、10時と15時のおやつ昼食の介助に分かれます。
昼食では、利用者の名前別に分かれた食事を配膳し、介助が必要な利用者がいる場合は食事の介助をします。

大規模デイサービスでは食事介助をするスタッフと休憩するスタッフに別れますが、小規模なデイの場合、職員も一緒に食事を摂ります。

入浴介助

入浴介助は着脱介助と浴室内での介助、ドライヤーなどの整髪などを行います。

日ごとに入浴介助を行うスタッフは決まっており、午前中いっぱいかかる場合も少なくありません。

入浴介助をしないスタッフは整髪やおやつの配膳などを行っています。

排泄介助

排泄介助では、利用者を誘導したり車いすを利用したりして介助をしていきます。

それ以外にも細かな仕事内容が多いのが介護職

介護以外の業務では、送迎を行ったりレクリエーションの司会や進行を行ったりしています。

毎日、午前と午後の役割が一人一人決まっており、ローテーションで回っていきます。
そのため、一通りの業務ができなければいけません。所持している資格は無資格の人もいれば、ヘルパー2級の人や介護福祉士など様々です。

 

看護師の仕事内容と役割

介護士と看護師、名称は似てますが仕事内容は全く違います(当然ですね(^^; )
また、病院で働く看護師とも仕事内容が違います。

医療ケアの対応は看護師の役割

胃瘻(いろう)や褥瘡(じょくそう)など医療ケアが必要だけど、デイサービスに通って大丈夫だろうかと心配する人もいます。

そのような人を中心に対応するのが看護師です。
どのような業務をしているのでしょうか。

まず、一人一人の利用者の健康管理を行っています。
車で送迎してデイサービスに到着した利用者から順番にバイタルを測定していきますが、これは看護師の役割です。

体温が高かったり血圧が高いなど不具合が生じた場合、看護師がその後の方針を決めていきます。

入浴が可能かどうか、医療機関に連絡するかどうか、ということです。

介護職員ができない医療行為は看護師が全て行っています。
胃瘻の利用者に栄養剤を注入したり、褥瘡などの処置などを行っています。

医療機関との連携で高齢者に安心を届ける

また、医療機関との連携も行っています。例えば、利用者に処方している薬が切れた場合は、クリニックに電話をして薬を追加してもらえるかどうか確認をします。

小規模なデイサービスでは医者に往診に来てもらえるか打診します。

大規模なデイサービスでは看護業務に専念していることが多く人数もある程度在籍していますが、小規模なデイサービスでは調理送迎などの業務も行うことがあります。

介護職員への教育も大切な仕事で利用者の不具合をすぐに見抜けるようにアドバイスをすることもあります。

 

介護士と看護師、2つの仕事の概要はつかめたでしょうか?
では、続いて「作業療法士」と「理学療法士」の仕事内容をお伝えします。

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