目標はケアマネジャー!無資格からの介護士転職でもステップアップ!!

ケアマネジャーはマネジャーというだけあって、介護する利用者のプロデューサーです。利用者にどういったケアが必要かプロデュースしたり、施設や病院のスタッフ、介護用品の店のスタッフ、在宅のヘルパーのスタッフなど利用者のケアに必要な人々の間を調整して連携出来るようにするのが仕事です。ケアマネジャーは、そうした利用者に必要なケアを介護計画書などの書類を1人1人に合わせて計画していきます。

こうしたケアマネジャーの計画に沿って、実際の利用者のケアを行うのが介護士の仕事です。言うなればプロデューサーの元で演じるアイドルのような存在です。ケアマネジャーの立てた計画に対して、介護士は利用者の1番近くでケアをする存在ですので、利用者の事を直接1番知っている存在です。そのため、利用者の状態を出来るだけケアマネジャーに対して報告していく必要があります。

例えばリハビリの計画が立てられていた利用者が風邪を引いて寝込んでしまったとします。この場合、風邪の身体を推してまでリハビリをする必要はない筈です。それならば利用者の状態に合わせて計画を立て直さなければいけません。

そこで介護士は利用者の状態を出来るだけ分かりやすくケアマネジャーに報告する訳です。報告があって初めてケアマネジャーは利用者の状態を知る事になり計画が変更されて、利用者に反映されて行く訳ですから、介護士の仕事は重要です。

お年寄りの方の場合、特に1日の報告の遅れで体調は大きく変化する事もあり得る事です。1人暮らしのお年寄りの場合、一緒について様子を見るご家族がいない事もあるため、なおさら注意が必要です。

キャリアアップを目指して介護資格を取得!

会社など他の職場で働いていて、無資格・未経験者の方がが介護職へ転職される場合は、まず介護福祉士を目指しますことになります。国家資格であり介護のプロと認められる資格です。

介護福祉士の資格は【実務経験が3年+実務者研修終了】であれば受験可能になります。また、そのまま続けて実務経験が5年あれば、今度はケアマネジャーの資格を受験可能となります。このように介護の仕事は、続けて行けばさらに上の仕事に転職していけます。どちらもやり甲斐のある仕事です。