公務員で介護士なんてあるの?実は知らなかった介護士の転職

公務員の仕事は、数年ごとに職場が変わります。そのため福祉の事をまったく知らない方でも、福祉の現場の真っ只中で働くという事がよくあります。

福祉事務所などでは働く人数が少なく、生活保護の事などまったく知らなくても業務を滞りなくしていかなければいけません。対処しなければならない利用者の人数も莫大です。普通の何の知識もない人間が、こうした事態に対応しなければ行けないのですから、普通はかなり難しい事だと言えます。

けれど、これが介護士の方からの転職であればどうでしょうか。介護士の勉強をしていても、福祉事務所の事はあまり分からないかもしれません。けれど、少なくとも介護の現場がどういった物かは分かるはずです。何も知らない人間と介護士の知識がある人間では、根っこを知っているだけ対処方法が分かると思います。より知識を得るのであれば介護福祉の資格だけでなく、社会福祉士やケアマネジャーの知識や資格があれば、より分かりやすいと思われます。

ただ公務員の制度上、数年後に再度職場が変わる事が考えられます。そんな方のためにお勧めしたい本があります。「プロケースワーカー100の心得―福祉事務所・生活保護担当員の現場でしたたかに生き抜く法」という少し古い本ではありますが、そうした現場に突然配属される方に向けて、非常に分かりやすく丁寧に対処の仕方や心得が書いてあります。

この本は公務員でない介護士の方にも読んで貰った方が良いかもしれません。何故なら福祉事務所に勤めている職員が一体どのような境遇の方なのか、普通の介護士にあまり知識としてない事が多いように思われるからです。

もし、まったく別の職種や介護士をしていて、1から公務員への転職をするという方がみえるならば、まさにそういった方に読んで、どういった対処の仕方をすれば現場が良くなるか考えて頂けたら、本当に素晴らしい事だと思います。ぜひ若い方にこうした本を読んで貰って突き進んで頂けたら、現場も大いに助かると思います。

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