介護には様々資格がありますので、本カテゴリーでは各資格の簡単な特徴などを解説していきます。
介護の資格を代表するものとして、介護福祉士があります。無資格で働いている人でもまずは、この資格を取得するために頑張る人が多いです。
また、この資格を取得していることが1つのステータスになり資格手当も付くため、人気です。
今回はこの介護福祉士の資格について解説していきます。
介護福祉士を取得するための2つの方法を確認
それでは、介護福祉士を取得するためにはどうすればよいのでしょうか。
大きく2つのコースがあります。
① 専門の学校のカリキュラムを経て取得
まずは学校に行って介護福祉士のカリキュラムを学び、国家試験を受けて資格を取得する方法です。
専門学校の他、短期大学や4年生大学の中にも養成コースがあります。特徴としては、先生についてしっかりと勉強するため、確かな知識と技術を取得することができることです。
② 働くこと(実務経験)で取得
もう一つのコースとして、無資格で介護職で働き、実務経験3年で介護福祉士の試験を受け資格を取得する方法です。多くの社会人転職者がこのコースから資格を取得しています。
特徴としては、1つの施設で3年間働く必要はなく複数の施設で合わせて3年間の実務経験があれば要件を満たせることです。
今後、資格取得が難しくなるかも?
①の養成コースから資格を取得する場合、平成26年入学者以前は卒業と同時に資格を取得できましたが、平成26年4月入学の学生からは、国家試験の受験が義務付けられることになっています。
また、時期は未定ですが、②の実務経験3年で試験を受験する場合でも、さらに研修を受けないと資格を取得できないことになる予定です。
質の高い介護福祉士を多く輩出する狙いがあります。
介護職として働きたい方はぜひ今後の動向も注意するようにしてください。