前回は介護業界は派遣社員からの正社員になりやすいと話をしました。
看護・介護職の場合は、人材派遣会社に登録して職業を紹介してもらうのが、交渉まで含めて希望の条件を見つけやすい傾向にあるので、今回は人材派遣会社をうまく利用する方法など解説していきます。
人材派遣会社を使って介護職に就ける2つの方法!
近頃では派遣で働いている看護師の方や介護士の方も増えました。さて派遣社員で働く際は、どのような手順を踏めばよいのでしょうか?人材派遣会社を利用して介護の求人を紹介してもらうには主に2つの方法があります。
- ① 人材派遣会社の営業所に直接連絡する。
- ② 人材派遣会社が運営しているサイトで登録する。
というような方法です。この2つに分かれますが、どちらの方法を取られても構いません。
人材派遣は中小規模の地域密着型がオススメ
ただ気を付けた方が良いのが、人材派遣会社・人材紹介会社の選び方です。人材派遣会社に登録する際は、一見、大手の派遣会社の方が良いように思えますが、実際には中小規模の【地域密着】型の派遣会社に登録する方が良いです。
中小規模の地域密着は何故いいのか?
これはどうしてかというと、大手の方が一見、求人も多く、手厚いサービスをしてくれるイメージがありますが、実際には求人数で言えば、中小規模とはいえ地域密着型の人材派遣会社の方が求人が多くあります。例えばですが、都市圏に住まわれているのであれば、大手の人材派遣会社の方が求人が多くはなりますが、地方に住まわれている方でしたら、その地域の人材派遣会社に求人・仕事探しを依頼して介護職に就きましょう。
派遣会社から【ドンドン】求人を紹介してもらう秘訣は服装にあり
人材不足で引く手あまたの看護・介護職の場合は、人材派遣会社に求人登録して仕事を集会してもらうのがオススメなのですが、ただ求人登録すればあとは全部会社にお任せというのは駄目です!ちょっと手間を掛ければ、より良い条件が見つかることもあります。
人材派遣会社から好かれる人になって紹介をもらおう
人材派遣会社に登録後は、求人情報を会社から提供してもらうわけですが、派遣会社側からしても「仕事を紹介しやすい人・しにくい人」にわかれます。そして仕事を紹介してもらいやすい人になるためにはどのようなことをしたら良いのでしょうか?まず派遣会社に登録する際から気をつけた方が良いです。
紹介しやすいしっかりした【服装】がポイント
登録する際に、まず気をつけた方が良いというものは、【服装】です。人材派遣の人材コーディネーターは、登録に来られた面談者の方のことをメモ書きで、面談者のスキルはもちろんのこと、その方の「印象」も書き込んでいます。
人は第一印象だけでは決まりませんが、それでも服装の要素は大きいものです。仮にスーツのような、きちっとした服がなかったとしても、私服でも見た目が良く見え、しっかりと気を使っているのだと、思わせるような服装にしましょう。
そうするだけでも印象は大きく違ってきて、
「この人は真面目そうだ。」
「しっかりと仕事に行ってくれそうだ。」
と思わせたのなら、こちらのものです。もちろん髪型や態度にしても同じことが言えます。
企業面接に行く時の気持ちがあれば問題なし
服装が良くても、態度が悪かったり、髪型が悪かったりしては、印象が良くはありません。そのまま企業の面接に受けに行くようなものだと思っていれば、一通りは問題ないかと思います。さて次に必要になってくるのが【履歴書】です。
良い印象の為に履歴書を持って、人材派遣会社に行こう!
服装もしっかりして第一印象をあげて、より印象を良くするためには「履歴書・職務経歴書」を良くしましょう。
履歴書・職務履歴書は持っていく必要はない……けれども
人材派遣会社への登録には、実際とのことは、履歴書を持っていく必要はないのですが、あえて履歴書を持っていくことが出来れば印象はより良く担当者にうつります。また職務経歴書というような付属の書類があればベストです。人材派遣会社では、履歴書があってもなくても、職務経歴書があってもなくても、前職などの職歴や学歴について質問されたり、それを答えつつコーディネーターの方が、その記録をしていかれます。
故に、記録がしやすいように、履歴書や職務経歴書を持っていくと何かとスムーズに事が進みます。
退職の理由はネガティブでも正直に(人材派遣会社限定で)
あとは書類を書くときにも、聞かれる時にもそうですが、転職を何回かされていると【退職理由】を必ずと言っていいほど聞かれます。面接の場合、普通の会社へ退職理由を告げる場合は、【前向きな理由】にすると良いと言われていますが、人材派遣会社での登録の場合は、正直に話しても構いません。
もちろんネガティブすぎるのは少し問題ありますので、退職理由は軽めに語っておく程度で問題ありません。人材派遣会社には、このような形で登録しましょう。