デイサービスにくる利用者の特徴や、レクリエーションや食事について解説。

デイサービスはどんな施設なのか、不安に感じている人は多いと思います。
特に、介護認定を受けてデイサービスに通うことが決定した時、どんな利用者がいるのか、行われるサービス・レクリエーション・食事はどうなっているのかと不安になる人は多いかと思いますので、これらのことを解説いたします。

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デイサービスにはどんな特徴の利用者が来るのか?

まずは知り合いが通ってないかチェックがオススメ

デイサービスに通う利用者は地域にもよりますがデイサービスのある市町村からやってきます。市町村によってはデイサービスが競合しているため、同じ町内にいる高齢者でも違うデイサービスに通っている場合があります。どのデイサービスに通うかは決めることができるため、知り合いが通っているデイサービスにするのも一つの方法です。

大規模なデイサービスとなると、職員が一人一人の利用者とじっくりと関われないため、話ができる利用者がいないと何もしない時間ができてしまいます。特に、入浴のある午前中は昼食まで自由な時間が多いため、話のできる知り合いの利用者は必要になってきます。

女性に比べ、男性は他の利用者とコミュニケーションをとるのが苦手な人が多いため、利用者の男女比でみると女性の方が多くなりがちです。そのため、男性の高齢者が通う場合様々な配慮が必要となります。知り合いが多くいるデイサービスや将棋や麻雀などのゲームができるデイサービスを勧めてみるのも一つの方法です。

デイサービス利用者の特徴に変化がでてきた

また、デイサービスと聞くと、少し介護が必要な人が通う施設というイメージがありますが、最近は車いすの利用者や認知症のある人も利用しています。特別養護老人ホームなどの入所施設がなかなか入れなくなっている為、介護度の重い高齢者でもデイサービスを利用している場合が多いです。そのため、様々な高齢者が利用していると考えてよいでしょう。

 

 

レクリエーションとは?その目的は何なのか?

デイサービスでは「人と交流する」「生きがいを作る」為にレクリエーション(ゲーム遊びや体操)が行われ、利用者の心に潤いを与え生活の質を向上させるようにしています。

レクリエーションをする目的は介護度を上げない為!

ほとんどのデイサービスではレクリエーションの時間が設けられています。利用者の生きがいを増やしたり介護度が悪化しないようにしたりと様々な目的で行われています。それでは、具体的にどのようなことが行われているのでしょうか。

どんな内容が行われるか?

例えば、四季に合わせた行事が行われています。正月だと餅つきやカルタ作り春になると花見、夏だとスイカ割りというような、季節を感じる行事が多く行われています。施設の中にいると、どうしても季節を感じる機会が少なくなり利用者の体調が悪化する危険性があります。デイサービスを利用している人は施設に入所している人と比べるとまだ元気な人が多いものの、介護予防という観点から、楽しみを増やす機会を作っています。

施設内だけじゃない。外出するデイサービスも。

他には、外出するレクリエーションがあります。花見が最も有名ですが、紅葉を見に行ったり外食に出かけたりなどいろいろとあります。大きな規模のデイサービスでは、全てのバスを使って出かけることも珍しくありません。

また、外出だとどうしてもスタッフの手が足りないため、ボランティアを募集することもあります。広告やホームページなどでボランティア募集の案内を見かけたことがある人もいるかと思います。それぞれのデイサービスでレクリエーションが行われています。

 

デイサービスの食事は委託か手作りか?

デイサービスではどのよう食事がでるのでしょうか?デイサービスの規模によって変わりますので、お話していきます。

食事は外部委託かスタッフの手作り

多くの利用者が楽しみにしていることが食事です。昼食とおやつに分かれます。デイサービスによって食事の内容は大き異なります。大規模のデイサービスでは外部に委託して食事を作ってもらうことが多いです。メニューは皆同じですが、嚥下に問題のある人やアレルギーのある人では少しメニューが異なります。

小規模のデイサービスになるとそこで働いているスタッフが調理をしていることが多いです。昼食つくりも利用者と一緒に行っている所もあり、活動の一環として考えられています。メニューも旬のものを使っていることが多いです。高齢者に配慮して魚や野菜類が多くなっています。

食事だけでなくおやつもある

おやつは、10時と15時に出される場合が多いです。10時は入浴とかぶるため、入浴が終わった利用者からおやつを食べています。また、コーヒータイムもあります。利用者によっては糖尿病を患わっている人もいるため、砂糖の量は一人一人異なります。

中には、砂糖制限があるにも関わらず甘いコーヒーが飲みたい、という人もいます。そのような人には砂糖の代わりとなるものを入れたり、砂糖を入れる振りをして、「甘いコーヒーができました」と演技する場合もあります。場合によっては、おやつも手作りのものを出します。

 

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