女性向き!心遣いが試される介護士への転職

介護士の仕事に適している方は、お婆ちゃん子だった方が多いように見えます。まったく介護の知識がない方からの転職でも、お婆ちゃん子だった女性の場合、現場が忙しくてバタついた時でも、利用者への対応に暖かさがそれとなくあるように感じます。
これは、こうした性質であるだけでも素晴らしい物であるように思えます。

一方で介護の現場は暖かさだけではなく、どちらかと言うと豪快な性格の女性も活躍しているように感じます。介護士の勉強をしているとテキストに出て来るのですが、介護士は出来るだけ利用者の残存能力を引き出すように書いてあります。残存能力を引き出すには利用者が行う事に、介護士が暖かく手助けしてはいけません。

一見意地悪に見えるかもしれませんが、利用者が自力でする事を見守って行く事が必要です。こうした事は豪快な性格の女性が得意である傾向があるように思われます。細やかな女性では、つい手伝ってしまうような場面だからです。

しかし、同じ事を細やかな性格の女性がすると角が立ちません。また一見豪快そうに見せていても、結構利用者達からの声では「あの人は優しい」と評される方も多いため、これらはどちらが良いという物ではなく、どちらの女性も活躍するからこそ、お互いが引き立つといった物なのでしょう。

介護の現場というとどうしても体力が必要だと感じますが、介護士の勉強をして行くと合理的な力の使い方で楽に利用者を起こしたり、持ち上げたりするボディメカニクスという方法を習うため、ほとんどの女性が介護士としてやっていけるでしょう。

けれど、女性の中には、自分で出来る事が分かっていつつ、男性の力を頼って相手を褒めたりするような心遣いをする方もいたりします。お互いの長所を出し合い、支え合う事が出来る職場はステキだと思います。
そうした心遣いがお互いの職員同士でも出来ていくならば、介護士への転職は非常に女性向きであると思われます。

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