ショートステイで実際に働く

ショートステイで働きたい方へ。勤務体制や人員配置・給料・必要な能力の解説

ショートステイで働きたい方へ。勤務体制や人員配置・給料・必要な能力の解説

ショートステイにはどのような職員が働いているのでしょうか。ショートステイで働きたいと思っている人も、利用しようと思っている人も、とっても気になるところかと思います。なので、今回はショートステイで働く人についてです。

ショートステイでの勤務体制や人員配置・給料ってどうなってるの?

ショートステイの職員

まず職員には介護士や看護師、ケアマネジャー(ケアマネ)などが関わっています。どの施設でもこのような職種の人が働いています。勤務体制・配置は各施設で異なっています。例えば、ある施設の一例になりますが、下記のような勤務時間でした。

  • 早番が7時から16時
  • 日勤が8時半から17時半
  • 遅番が11時から20時
  • 夜勤が17時から翌朝の9時

このようなシフトになるのは、食事の前後が特に忙しいため、食事の時間帯に職員が集中するように体制が作られています。ただ小規模な施設のショートステイだと日勤と夜勤しかない所もあり、まちまちであると言えます。働く場合も利用する場合も、事前に確認してあなたに合ったものかを確認しましょう。

職員の配置ってどうなってるの?

ショートステイも他の入所施設と同様、ユニットごとに利用者と職員が配置されます。複数のユニットがある場合、それぞれで独立して人員配置がされます。ショートステイの場合、利用者3名に対して職員が1人配置されます。

ただし、利用者が10名だからといって職員は4人というわけではありません。常勤は8時間の勤務であるため、どの時間帯も職員は3人体制になることになります。そのため、多くのショートステイでは常勤とパートのスタッフを組み合わせてシフトが決められます。

夜の人員配置は少なめになる

ただし、夜の時間帯は例外で、少ない人数の職員でも大丈夫です。例えば、2つのユニットに夜勤者が2人という体制になります。胃瘻や点滴など、医療ケアが必要な利用者がいる場合、看護師も必要となります。看護師も一人だけだと手が回らないため、パートと2人体制であることが多いようです。

利用者3人に対して職員が1人という基準は必ず守らなければいけませんが、スタッフを多くするのは問題はありません。中には、利用者10名を職員7名でケアしている施設もあります。この場合、人件費がかかるためショートステイの運営は厳しいことが多いです。

職員の給与体系って

次に、職員の給与についてです。これは当然のことながら施設や学歴、職歴によって変わってきます。例えば、介護職でも介護福祉士を持っている人と無資格の人だとかなり変わってきます。看護師やケアマネをもっている人と比べても変わります。資格を持っていると、資格手当として加増されるためです。

また、ショートステイでの給与相場は特養などの入所施設と同じくらいであることが多いです。これは夜勤手当として多くもらえるためです。

 

ショートステイで働くために求められる能力

ショートステイで働くためにはどのような能力が求められるのか簡単に解説します。

人との関わりだから【コミュニケーション能力】はぜひ欲しい

まず第一に、コミュニケーション能力が求められます。ショートステイでは、短い期間のみの利用となります。入所施設のようにずっといるわけではないし、デイサービスのように決まった曜日の利用ではありません。期間が短いからこそ、早く信頼関係を気付けるようにコミュニケーションの能力が求められます。

逆に言うと、多少介護技術が下手でもコミュニケーション能力が高ければ問題はないといえます。もちろん、怪我をさせないなどの最低限の技術は必要ではありますが。

多くの人と触れ合うので環境対応力が必要

次に、環境の変化に対応できる人です。ショートステイでは、入所と退所する際にとても忙しくなります。持ち物の確認や服薬についてなど一人一人違うためしっかりと確認をする必要があります。

夜勤に耐えれる体力が欲しい

そして、夜勤ができる人です。忙しい職場だと、週に2回ほど夜勤の仕事が入ってきます。夜勤では体力が必要ですし、少ない人数で全員の利用者を介護する必要があります。夜勤ができることをアピールすれば、採用されやすいと言えます。他の施設と比べて、環境の変化が大きいため柔軟に対応できる人が求められます。

 

看護師としてショートステイで働く場合の仕事内容

ショートステイでは様々な職種の職員が働いています。 看護師もその中の一人です。では看護師として働く場合について見ていきたいと思います。

看護師は【健康管理】が主な任務

ショートステイにおける看護師の役割の1つ目は、利用者の【健康管理】です。 利用者の健康管理や医療ケアです。 特に、特養に併設されているショートステイの場合、医師はいないため実質看護師が中心となって医療ケアを行うことになります。 朝晩は体温や血圧の測定などバイタルを測りますが、いつもと違う数値が出た場合、最終的に看護師が判断します。また、いつもと様子が違うと介護士から報告があった場合もどうするかは看護師が決めます。

介護士ができない【医療ケア】も担当

ショートステイにおける看護師の役割の2つ目は、利用者の【医療ケア】です。 医療ケアは胃瘻や褥瘡の処置、点滴などが中心となります。介護士はできない分野などで、看護師が行う必要があります。ショートステイの中には、要介護度の重い人もいるため看護師の果たす役割も高まってきています。

看護師の配置はユニット掛け持ちが多い

看護師の配置ですが、特養の場合だとショートステイと入所ユニットを掛け持ちで行っている場合がほとんどです。ショートステイのみの専属で配置できればよいのですが、人件費が高いために掛けもちをしていることが多いです。

いかがですか?ショートステイでの看護師の果たす役割は非常に重要ですから、求人などの需要は多いです。 正社員の募集もありますが、なかにはパート・アルバイトで看護師を雇っている施設も多々あります。日勤の時間帯のみに看護師がいれば良いのでパートでも十分だからです。 なので、ショートステイでの勤務を探している方は調べてみてください。

 

ショートステイの夜間の勤務内容はどうなってるの?

ショートステイで働きたいと思うけれど、夜間はどんな仕事をしているのでしょうか?ちょっとだけ書かせて頂きます。

ショートステイの夜勤は?仕事内容は?

ショートステイの規模にもよりますがだいたい1人から2人の夜勤職員がいます。常時利用者の傍にいるわけではなく決まった時間に見回りに来ます。ちゃんと寝ているのかどうか確認をしたり、排泄をしていればオムツ交換をすることもあります。ショートステイを利用している人の場合、どのような人なのか職員側は分かりにくいため入念に見回りをすることが多いです。

夜の9時に就寝をし、朝の6時に起床となる場合が多いですがこのような時間で過ごす利用者は少ないです。12時まで起きている人もいれば深夜の3時から起きだす人もいます。そのため、夜勤の仕事は大変であると言えます。

夜勤時に起こりやすいこと

夜にはどのような事が起きるのでしょうか。実は体調の変化が夜に起こりやすいと言うのをご存じですか?ショートステイを利用して少し慣れたころに体調の変化が起きることが多いです。

血圧が上がったり下がったり、体温が上昇したりするなどの身体的な変化や気持ちが沈む精神的な変化があります。精神的に悪化してしまうと、他の利用者や職員への攻撃となって現れることがあります。

 

どうでしょうか?ショートステイで働きたいと思っている方の判断の参考になっていれば嬉しいです。

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