介護認定調査員・審査会とは

就職前に知りたい!認定調査員の仕事や働き方。

就職前に知りたい!認定調査員の仕事や働き方。

介護保険の認定を受けて介護支援サービスを使えるようになるには、様々な職員が関わります。
地域包括支援センターやケアマネージャーが代表的なものですが、介護の認定調査のみに関わる職員もいます。

この認定調査を行う人を認定調査員というのですが、聞き取りだけやるから簡単な仕事と思う方もいるかもしれませんが、色々大変なこともありますので、お話していきます。

介護認定調査員の仕事内容は?専門の職業なの?

介護の認定調査では、自治体の職員や認定調査員と呼ばれる人が行います。
介護の職歴のある人なら応募ができます。近年では高齢者が増えており、介護認定を受ける人も増えています。市の職員だけでは対応が難しいため、専門の職員を雇っています。

介護認定のうち、新しく申請が来た人の場合は市が対応することになっています。認定調査員は、そのような人を調査することになります。高齢者の家に訪問するだけでなく、病院や施設に行って調査をします。調査する内容や項目は決まっているため、介護の仕事経験が少ない人でも難しくはありません。

ただ認知症の有無は問題行動や言動から判断できるため、うまく質問をして記録をする必要があります。本人の問題だけでなく、同居する家族にも問題があることがあるためよく観察することが大切になってきます。

調査する項目を聞きだしたら、市役所に戻ってパソコンに入力していきます。介護認定に重要な仕事なので、ミスは許されません。また介護関係の法律はたびたび変わるため、認定調査に関する項目も変わりやすいです。

高齢者が適切に介護認定を受けることができるために、大切な仕事であると言えます。

 

介護認定調査員の仕事の大変なことは、「時間外勤務」

介護の資格や経験がある人なら比較的容易に働きやすいのですが、大変なことや注意しなければいけないことがあります。認定調査に行く時間帯は、利用者の家族から指定されますが自分の勤務時間外を指定される場合があるのです。

夜の時間帯に指定される場合もあれば朝の7時に来るように言われる場合もありますが、仕事であるため行く必要があります。家族が皆働いている場合、家にいるのが夜の時間帯になるため、夜に来るように言われる場合もあります。介護認定は利用者の為ですが、働く人にとっては調整するのが大変です。

認定調査でしてはいけないことがある

注意する点として、ケアマネージャーや施設に関することを言わないことがあります。
介護従事者なら様々な情報を持っているため、教えがちになりますが介護認定に影響が出るため教えない方がよいことになっています。

また利用者にすでにケアマネの人がいる場合、介護サービスに関することをいろいろと聞かれることがあります。質問に答えていると肝心の介護認定の仕事ができなくなるため注意が必要です。

このように、認定調査官の仕事も大変な面があります。近年では介護認定の件数が増加していることもあり多くの調査官が必要とされています。

 

介護認定審査会の委員メンバーはどのような人なのか?

介護保険の認定のためには、認定調査をする必要があります。調査員が介護対象者のいる場所に伺って情報を集めます。その後、コンピューターによる1次判定があり、その後2次判定を経て結果が出てきます。この2次判定をする場・人達が介護認定審査会です。

2次判定は話し合いで決められる

2次判定では介護認定審査会が審議をするのですが、この判定はコンピューターの1次判定の結果を参考にして、最終的にどの介護区分にするかを審査会の皆で話し合います。その結果が介護認定として連絡されるのです。それでは、具体的にはどのような人が審議をするのでしょうか。

医者や長く施設で働いてきた経験のある人が審査をすることが多いようです。長く介護業界で働いていることで、どの介護区分に入るのか適切に決めやすい人たちだと言えます。

介護認定審査会の構成メンバーになるには?

介護認定審査会の構成メンバーには、医療関係者が多いことも特徴です。
認知症を始め、骨折や病気などが原因となって介護認定を受ける人も多いため、医療関係者の意見も大切になってきます。

ところで、認定の審査は秘密裡に行われるため誰が審査をしているのかは分からないことになっています。審査員になりたいと思っていても、自分からなることはできません。市町村から文書で依頼が来るため、それで応募することになります。

医者とケアマネの両方を資格を持っていたり社会福祉士として長い経験を持っているなど任命の条件がいくつかあります。よっぽどの経験や知識を持っていないとなれないため、依頼が来た人は素晴らしい人であると言えます。

 

さて、ここまでは「介護認定調査員の仕事」というこの職に就きたい人への話でしたが、次回は「介護認定調査の結果に不服な場合」という介護を利用する立場の話をしていきます。

次ページ:介護認定の結果判定に納得がいかない・不服がある場合

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