年齢はいくつまで?30歳を超えた介護士の転職

介護職は、年齢を重ねた人でもじゅうぶんに勤めることができる仕事のひとつです。その理由として、まずはサービスを提供する相手が高齢の方である事が挙げられます。

要介護の高齢者の方の中には、自分よりずっと年の離れた若い人に介護してもらうよりも、やはり自分と年の近い、ある程度、年齢を重ねた人に介護してもらいたい人も少なくありません。

ですから、介護士には若い人は勿論のこと、年齢を重ねた人材も必要であり、なおかつその人たちに対する需要もとても高いものがあると言えます。

また年齢を重ねているので、それだけ仕事・人間関係において様々な経験していきていると言うことでもあります。そうした経験が、実際の介護の現場や高齢の方との関係の中で非常に役立つのは確かなことです。
また同時に若い介護士の方に対しても、その経験は良い影響をもたらすことが期待できます。

未経験でも介護現場で働いてみたい方、介護士として転職してみたい方は、年齢を気にする必要はありません。30歳を超えても介護業界においては、人生の先輩である高齢の方を前にしては、まだまだ新人も同然です。

体力的なことは注意!心配なら通所施設・訪問介護が転職先候補

ただし介護の仕事は、気力や気持ちだけではなく体力も要求される仕事です。例えば、転職先として、夜勤が必要な施設を選んだ際には、当然ですが夜勤や不規則な勤務シフトも必要となります。

また特に介護度が重い人に対する介護においては、全身を使った介助も必要となり、やや肉体労働的な色合いも強くなります。全ての人がそうであるとは言い切れませんが、やはり年齢を重ねることで体力の衰えや、疲労が強く出やすくなりますから、その点も考慮する必要はあります。

介護士として転職はしたい、だけど年齢的に体力的な心配は拭うことができないと言う方は、比較的、介護度が低い方が利用されている通所系施設、または訪問介護を転職先に選ぶことがおすすめです。

訪問介護でも身体介助は必要となりますが、一方で最近では、介護度が低い人に対する生活援助を専門とする訪問介護もあるため、それでしたら体力面での心配はほとんど不要です。年齢を理由に諦めるのではなく、それを理由に新たにチャレンジできるのも、介護職の魅力です。

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